プロフィール
沙門宏幸
沙門宏幸
歌の伝道師でありたい・・・。そんな願いを胸に、一節一句、全魂込めて歌います・・・。芸名・沙門は“求道者”の意。歌の道は自分磨きの人間道です。そんな私は・・・
1954年生まれ、和歌山市は狐島出身。本名:萩野(旧姓奥村)博之。野崎小・河北中・星林高校を卒業。本名の私をご存知の方は、アレ!と思うでしょう。高校卒業後すぐに奈良に転居。関西大学卒業後、30年間、奈良で公立小・中学校の教壇に立っていました。専門は社会科。40歳を過ぎてから歌を学び始め、2008年に早期退職。歌を生業として新たなスタートをしました。目下、歌手・歌謡講師・カラオケスタジオ経営者として活動中。故郷・和歌山の皆様、長らくご無沙汰いたしましたが、奈良県香芝市から紀の川市に移りました。どうぞよろしくお願いします。
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2015年01月03日

DVD鑑賞

インフルエンザにかかって散々な年末年始。さらに寒さと雪で元日、二日と外出が億劫に。

DVDをレンタルして「仁義なき戦い」5部作を一気に観た。20数年ぶり。

一口に言えばヤクザ映画。ただし描き方がクール&リアル。社会派的な要素も。

敗戦後の混乱の抑止力として芽生えた“暴力”。警察当局さえその力に頼んだ暴力は、巨大化すると共にその体内で分裂し互いに覇権抗争を繰り返す。その中で失われた多くの若い命。やがて訪れる復興と秩序回復。混乱期には必要悪的存在であった暴力はやがて安定と秩序を求める市民社会にとってただの“悪”となり、当局の厳しい取り締まりの対象となる。

決して暴力を肯定するわけではないが様々に考えさせられた。

戦争という大きな暴力、混乱抑止の小さな暴力。どこが違うのか。

暴力は許されるべきではない。だが人を、とくに若者を暴力へと駆り立てる社会矛盾は一体誰の責任なのか。

暴力を生み出す土壌にあるもの…それは一口に言って“貧困”であると感じた 。

先日、追悼番組でこの映画の主演・菅原文太の言葉が紹介されていた。

「数々の暴力映画に出演してきた私が言うのも何ですが、戦争は絶対にしてはいけません」…老境の柔和な表情ながら強い願いのこもった印象的な言葉だった。  

Posted by 沙門宏幸 at 02:38Comments(0)