2015年03月16日
キーボードの効用
もう3年あまりになろうか、キーボードが教室レッスンの必需品になった。
レッスンの場で利用するのはもちろんだが、それだけではない。むしろ効用はそれ以上かもしれない。
それは「メロディー教材」だ。課題曲のワンコーラスをいくつかに区切って、テンポとリズムをバックにメロディーを正確に演奏する。つぎにワンコーラス通し、二番、三番(またはハーフ)と演奏して録音していく。それをCDに焼きなおせば出来上がり。教室でそれを使って正しいメロディーとリズムを身につけるようにしている。
これが結構好評。「歌手の歌を聞いてもどう歌ってるのわかりにくいところがよくわかる」というのだ。
歌手は何百回も歌い込んでレコーディングする。その過程で適度に煮くずれしてよい味が出る。おのずと音程も微妙になる。言わば美味しく出来上がった完成品だ。それを最初から丸ごとコピーというのはかなり無理がある。
そこで楽曲の一番基礎になるメロディーとリズムからまず正確にマスターすることから始めるわけだ。いわば素材の仕込みから。キーボードの器械音だから一音一音鮮明でわかりやすい。最初は伴奏に合わせて棒歌いすることから始める。
この方法は「かもん歌謡塾」時代の「メロディーフレンド」という教材から学んだ。ただその教材は発行される曲が限られていた。それを自分で作ろうというわけ。メロディーが演奏できればほとんどの曲に対応できる。
こうして作った教材が100曲を超えた。初めは慣れない指使いで失敗ばかり。一曲作るのに4~5時間かかった。慣れたせいか今は1~2時間で作れるようになった。(動くのは右指だけだが…)
作る過程で自分も歌を覚えられるので一挙両得だ。
これから新曲を覚えようとしている方、ご希望ならばお作りしますよ。
レッスンの場で利用するのはもちろんだが、それだけではない。むしろ効用はそれ以上かもしれない。
それは「メロディー教材」だ。課題曲のワンコーラスをいくつかに区切って、テンポとリズムをバックにメロディーを正確に演奏する。つぎにワンコーラス通し、二番、三番(またはハーフ)と演奏して録音していく。それをCDに焼きなおせば出来上がり。教室でそれを使って正しいメロディーとリズムを身につけるようにしている。
これが結構好評。「歌手の歌を聞いてもどう歌ってるのわかりにくいところがよくわかる」というのだ。
歌手は何百回も歌い込んでレコーディングする。その過程で適度に煮くずれしてよい味が出る。おのずと音程も微妙になる。言わば美味しく出来上がった完成品だ。それを最初から丸ごとコピーというのはかなり無理がある。
そこで楽曲の一番基礎になるメロディーとリズムからまず正確にマスターすることから始めるわけだ。いわば素材の仕込みから。キーボードの器械音だから一音一音鮮明でわかりやすい。最初は伴奏に合わせて棒歌いすることから始める。
この方法は「かもん歌謡塾」時代の「メロディーフレンド」という教材から学んだ。ただその教材は発行される曲が限られていた。それを自分で作ろうというわけ。メロディーが演奏できればほとんどの曲に対応できる。
こうして作った教材が100曲を超えた。初めは慣れない指使いで失敗ばかり。一曲作るのに4~5時間かかった。慣れたせいか今は1~2時間で作れるようになった。(動くのは右指だけだが…)
作る過程で自分も歌を覚えられるので一挙両得だ。
これから新曲を覚えようとしている方、ご希望ならばお作りしますよ。
Posted by 沙門宏幸 at 17:31│Comments(0)